9月28日の日経平均株価は、前日比486円58銭安の65,877円62銭となり、6営業日ぶりに反落しました。
朝方は一時67,000円台まで上昇しましたが、その後は半導体株を中心に利益確定売りが広がり、安値引けとなっています。東証プライムの売買代金は約8兆2,000億円と高水準でした。
一方で、銀行・保険・電力などには買いが入り、業種間で強弱が分かれる展開でした。
さらに、9月29日は9月配当の権利落ち日です。日経平均には配当落ちによる下押し要因があり、各社の試算ではおおむね350~385円程度の影響が見込まれていました。したがって、指数が下落していても、それだけで相場全体が弱いとは判断しにくい日です。
2026年9月29日の上昇期待銘柄
今回注目したのは次の銘柄です。
| 区分 | 銘柄 | コード | 注目材料 |
|---|---|---|---|
| 短期 | ソフトバンクグループ | 9984 | OpenAI・AI関連材料 |
| 短期 | 加賀電子 | 8154 | 業績・配当修正 |
| 短期 | ホクシン | 7897 | 業績上方修正 |
| 中長期 | アドバンテスト | 6857 | AI・半導体需要 |
| 中長期 | 東京エレクトロン | 8035 | 半導体製造装置 |
| 中長期 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 8306 | 金利・銀行株 |
| デイトレ | ソフトバンクグループ | 9984 | AI関連・値動き |
| デイトレ | アドバンテスト | 6857 | 半導体・高い流動性 |
| デイトレ | ホクシン | 7897 | 業績修正による短期資金 |
短期で注目したい株
1.ソフトバンクグループ【9984】
9月29日の短期候補としてまず注目したいのがソフトバンクグループです。
9月28日の終値は6,244円で、前日比94円高となりました。出来高も約5,955万株と大きく、短期売買の対象になりやすい銘柄です。
9月29日にはOpenAIの年次開発者会議「DevDay」が予定されており、AI関連のニュースがソフトバンクグループの株価材料になる可能性があります。
ただし、ソフトバンクグループはAI投資やOpenAI関連への期待が株価に反映されやすい一方、ニュースによって値動きが大きくなる点には注意したいところです。
短期では、AI関連ニュースと出来高の増加を確認したい銘柄です。
2.加賀電子【8154】
加賀電子も9月29日の短期候補としてチェックしておきたい銘柄です。
9月25日に、2027年3月期の連結経常利益予想を300億円から320億円へ上方修正し、さらに配当も20円増額したことが材料となりました。9月28日の寄り付きでも買いが入っていました。
指数連動型の大型株とは違い、個別材料によって株価が動く可能性がある点がポイントです。
3.ホクシン【7897】
短期の材料株としてはホクシンにも注目しています。
9月25日に2027年3月期上期の営業損益予想を、従来の1億円の赤字から1億7,000万円の黒字へ上方修正しました。
その材料を受け、9月28日は136円まで上昇し、前日比25.9%高となっています。
すでに大きく上昇しているため、ここからは「買えば上がる」と考えるのではなく、出来高と株価の動きを確認しながら慎重に見る銘柄だと考えています。
中長期で注目したい株
1.アドバンテスト【6857】
中長期では、引き続きアドバンテストに注目しています。
AI・半導体関連株への資金流入が続く中、アドバンテストは日本を代表する半導体関連銘柄の一つです。
9月28日は一時35,420円まで上昇しましたが、終値は33,730円。高値から大きく押し戻される形となりました。出来高は約1,002万株です。
短期的には値動きが荒くなっていますが、AI・半導体関連への資金流入が再び強まれば、値動きの大きさがプラスに働く可能性があります。
なお、9月30日には米マイクロン・テクノロジーの決算が予定されており、半導体関連株全体の材料になる可能性があります。
2.東京エレクトロン【8035】
東京エレクトロンも中長期でチェックしたい銘柄です。
9月28日の終値は56,320円。9月25日の56,520円からはやや下落しましたが、9月24日の53,920円からは上昇した水準にあります。
9月28日には、東京エレクトロンやアドバンテストが25日移動平均線を突破してきたことが市場で注目されていました。
半導体製造装置関連は米国半導体株や半導体企業の設備投資動向に左右されるため、今後も米国市場とマイクロン決算などを確認していきたいところです。
3.三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】
銀行株では三菱UFJフィナンシャル・グループをチェックしています。
9月28日の終値は3,721円で、出来高は約4,484万株でした。9月25日には前日比4.0%高となっており、銀行株への資金流入が目立っています。
9月28日は銀行・保険などが上昇する一方、9月29日は配当権利落ち日となるため、銀行株については配当落ちによる値下がりにも注意が必要です。
そのため、中長期候補として見る場合と、9月29日の1日だけの値動きを見る場合は分けて考えたい銘柄です。
2026年9月29日のデイトレ候補
デイトレードでは、業績だけでなく、
- 出来高
- 値幅
- 寄り付きの強さ
- 日経平均先物
- 米国株
- 材料の有無
を確認することが重要です。
デイトレ候補① ソフトバンクグループ【9984】
OpenAIのDevDayが予定されているため、AI関連ニュースへの反応を確認したい銘柄です。
ただし、9月29日朝の時点では米国株が軟調で、米国市場ではナスダックが一時0.95%安となる場面もありました。
そのため、寄り付きから無条件に買うのではなく、AI関連株全体の強さを確認してから判断したいところです。
デイトレ候補② アドバンテスト【6857】
アドバンテストは出来高が大きく、半導体関連の中心銘柄として値動きを追いやすい銘柄です。
一方、9月28日は高値35,420円から終値33,730円まで押し戻されています。
そのため、デイトレードでは前日高値を意識しながら、寄り付き後の出来高と方向感を確認したいと考えています。
デイトレ候補③ ホクシン【7897】
ホクシンは業績上方修正を材料に9月28日に25.9%上昇しています。
このような材料株は短時間で大きく動く可能性がある一方、急騰後の反落も大きくなりやすいため、デイトレードでは特に損切りルールを決めておきたい銘柄です。
40代投資家として9月29日に注目したいポイント
今回の相場で私が特に確認したいのは、**「指数が下がったときに、どの銘柄へ資金が逃げるのか」**です。
9月28日は日経平均が486円安となりましたが、銀行・保険・電力などには買いが入りました。
また、9月29日は配当権利落ちの影響があります。
そのため、
日経平均が下落しているのに強い銘柄
を探すことが、今日の銘柄選びでは一つのポイントになりそうです。
一方で、米国株は9月28日に軟調となり、ナスダックも下落しています。
さらに、9月30日にはマイクロン・テクノロジーの決算も控えています。
AI・半導体株については、ここから材料が出るたびに値動きが大きくなる可能性があるため、「上がりそうだから買う」のではなく、実際の値動きを確認してから判断することを意識したいと思います。
まとめ|9月29日の上昇期待銘柄
最後に、今日の候補をまとめます。
短期
- ソフトバンクグループ【9984】
- 加賀電子【8154】
- ホクシン【7897】
中長期
- アドバンテスト【6857】
- 東京エレクトロン【8035】
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】
デイトレ
- ソフトバンクグループ【9984】
- アドバンテスト【6857】
- ホクシン【7897】
個人的には、AI・半導体関連ではアドバンテストと東京エレクトロン、AI材料ではソフトバンクグループ、銀行株では三菱UFJを引き続き監視したいところです。
ただし、9月29日は配当権利落ち日という特殊要因があり、さらに米国株も軟調でした。
そのため、朝の寄り付きだけで判断せず、出来高・先物・為替・業種別の強弱を確認しながら売買を考えたい日です。
40代になると、若い頃のように「とにかく大きな利益を狙う」というより、大きな損失を避けながら資産を積み上げることも重要だと感じています。
今日も焦らず、上昇の可能性がある銘柄を一つずつチェックしていきます。

