株式投資初心者が覚えたい基本用語15選!意味をわかりやすく解説

株式投資初心者が覚えたい基本用語15選! 意味をわかりやすく解説 株式投資の基礎・実践

株式投資初心者が覚えておきたい基本用語15選!40代会社員がわかりやすく解説

株式投資を始めようと思っても、「株価」「配当金」「成行注文」など、聞き慣れない言葉が多くて戸惑う方もいるのではないでしょうか。

私も、仕事をしながら日本株への投資を続ける会社員にとって、最初から難しい専門用語をすべて覚える必要はないと考えています。まずは、株を買うときや証券会社のアプリを見るときによく使う言葉から覚えるのが近道です。

この記事では、株式投資初心者が覚えておきたい基本用語を15個に厳選し、初めて投資する方にもわかりやすく解説します。

「株式投資の勉強を始めたい」「証券会社の画面に出てくる言葉の意味を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

株式投資初心者が覚えるべき基本用語は15個からでOK

株式投資に関する用語は数多くありますが、最初にすべて覚える必要はありません。

まずは、次の3つの分野に分けて学ぶのがおすすめです。

  • 株式投資の基本:株式、株価、株主、証券口座

  • 株の売買に関する用語:買い注文、売り注文、成行注文、指値注文

  • 利益とリスクに関する用語:配当金、含み益、含み損、損切り

これらを理解するだけでも、株式投資の仕組みや売買の流れをつかみやすくなります。

慣れてきたら、PERやPBRなどの企業分析に使う指標を少しずつ学んでいきましょう。

1. 株式投資の基本用語4選

まずは、株式投資の仕組みを理解するための基本用語です。

① 株式(かぶしき)

株式とは、企業が事業に必要な資金を集めるために発行する有価証券です。

株式を購入すると、その企業の株主になります。株主は、保有する株式数などに応じて配当を受け取ったり、株主総会で議決権を行使したりする権利を持ちます。

ただし、株式を買えば必ず配当金を受け取れるわけではありません。

② 株価(かぶか)

株価とは、株式1株あたりの市場価格です。

例えば、ある企業の株価が1,000円なら、100株を購入する場合の購入金額は10万円です。実際には、売買手数料などがかかる場合があります。

株価は、企業の業績や将来への期待、景気、金利、投資家の売買動向など、さまざまな要因によって変動します。

株価が安いから割安、高いから割高とは限りません。企業の利益や資産と合わせて判断することが大切です。

③ 株主(かぶぬし)

株主とは、企業の株式を保有している人のことです。

株主になると、保有する株式に応じて議決権や配当を受け取る権利などを持つ場合があります。

株主は企業の所有者の一員ですが、企業の業績が悪化すれば株価が下がる可能性もあります。

④ 証券口座(しょうけんこうざ)

証券口座とは、株式や投資信託などの金融商品を売買・保有するための口座です。

日本株に投資するには、一般的に証券会社で口座を開設します。

口座には、課税口座やNISA口座などがあります。口座の種類によって税金の取り扱いが異なるため、投資を始める前に確認しておきましょう。

2. 株の売買に関する基本用語6選

株式投資では、注文に関する用語を理解することも重要です。意味を知らないまま注文すると、想定していなかった価格で売買が成立する可能性があります。

⑤ 買い注文・売り注文

買い注文は株式を購入するための注文、売り注文は保有する株式などを売却するための注文です。

例えば、株価1,000円の銘柄を100株買う場合、購入金額は10万円です。その後、株価が1,200円になったときに100株すべてを売却できれば、手数料や税金を考慮する前の利益は2万円になります。

反対に、株価が800円に下がって売却した場合は、2万円の損失になります。

⑥ 成行注文(なりゆきちゅうもん)

成行注文とは、売買する価格を指定せずに出す注文です。

価格を指定しないため売買が成立しやすい一方、株価の変動が激しいときや取引量が少ない銘柄では、予想外の価格で成立することがあります。

「すぐに買いたい」という場合に使われることがありますが、価格をコントロールできない点には注意が必要です。

⑦ 指値注文(さしねちゅうもん)

指値注文とは、売買したい価格を指定する注文です。

例えば、株価1,000円の銘柄を950円以下で買いたい場合、950円で買いの指値注文を出します。

ただし、株価が950円以下にならなければ、注文が成立しないことがあります。

価格を重視する場合に便利ですが、希望価格で必ず売買できるわけではありません。

⑧ 約定(やくじょう)

約定とは、株式の売買が成立することです。

注文を出しただけでは、必ずしも約定したことにはなりません。指値注文の場合、指定価格などの条件を満たさず、注文が成立しないこともあります。

証券会社のアプリでは、注文状況と約定状況を区別して確認しましょう。

⑨ 証券コード(しょうけんコード)

証券コードとは、上場企業などの銘柄を識別するために使われるコードです。

例えば、トヨタ自動車の証券コードは7203です。

証券会社のアプリで銘柄を検索するときや、株価情報を確認するときに役立ちます。銘柄名が似ている企業を間違えないためにも、コードを確認する習慣をつけておきたいところです。

⑩ 出来高(できだか)

出来高とは、一定期間に売買が成立した株式の数量です。

一般的に、出来高が増加すると市場参加者の売買が活発になっていることがわかります。

ただし、出来高が増えたからといって、必ず株価が上がるわけではありません。株価の方向やニュースなどと合わせて判断する必要があります。

3. 利益やリスクに関する基本用語5選

株式投資では、利益を得ることだけでなく、損失が発生する仕組みも理解しておく必要があります。

⑪ 配当金(はいとうきん)

配当金とは、企業が株主に対して利益などを還元するために支払うお金です。

例えば、1株あたり年間50円の配当を予定している企業の株式を100株保有している場合、年間配当金の額は税引き前で5,000円です。

ただし、配当の実施や金額は企業の判断などによって変わることがあり、将来の配当が保証されているわけではありません。

⑫ 株主優待(かぶぬしゆうたい)

株主優待とは、企業が株主に対して提供する商品やサービス、割引券などの特典です。

企業によっては、自社製品や買い物券などを提供しています。

ただし、すべての企業が株主優待を実施しているわけではありません。また、優待の内容や対象となる株主の条件は変更される場合があります。

株主優待だけで投資判断をせず、株価や業績、配当なども確認しましょう。

⑬ 含み益(ふくみえき)・含み損(ふくみそん)

含み益とは、保有している株式の現在の評価額が購入金額を上回っている状態です。

反対に、含み損とは、評価額が購入金額を下回っている状態を指します。

例えば、10万円で購入した株式の評価額が12万円になれば、含み益は2万円です。評価額が8万円になれば、含み損は2万円です。

これらは売却前の評価上の損益です。実際に売却すると、売却価格に応じて損益が確定します。

⑭ 利益確定(りえきかくてい)

利益確定とは、含み益が出ている株式を売却し、売却損益を確定させることです。

例えば、10万円で購入した株式を12万円で売却できれば、手数料や税金を考慮する前の利益は2万円になります。

売却後に株価がさらに上昇することもありますが、将来の値動きはわかりません。あらかじめ利益確定の基準を考えておくことが大切です。

⑮ 損切り(そんぎり)

損切りとは、損失が発生している株式を売却し、それ以上の損失拡大を避けようとすることです。

例えば、10万円で購入した株式を9万円で売却すれば、手数料や税金などを考慮する前の損失は1万円です。

損切りをした後に株価が回復することもあります。一方、保有し続ければ損失がさらに拡大する可能性もあります。

重要なのは、購入前に投資する金額や許容できる損失を考え、感情だけで判断しないことです。

株式投資初心者が覚えたい基本用語一覧

今回紹介した15個の用語を一覧にまとめました。復習するときに活用してください。

用語 覚えておきたいポイント
株式 企業が資金調達のために発行する有価証券
株価 株式1株あたりの市場価格
株主 企業の株式を保有する人
証券口座 株式などを売買・保有するための口座
買い注文・売り注文 株式を買う・売るための注文
成行注文 価格を指定しない注文
指値注文 価格を指定する注文
約定 売買が成立すること
証券コード 銘柄を識別するためのコード
出来高 一定期間に売買が成立した株式の数量
配当金 企業から株主に支払われるお金
株主優待 株主向けの商品やサービスなどの特典
含み益・含み損 売却前の評価上の利益・損失
利益確定 売却によって利益を確定させること
損切り 損失が出ている株式を売却すること

株式投資初心者が用語を覚えるときの3つのポイント

1. 一度にすべて覚えようとしない

まずは、株式、株価、成行注文、指値注文、約定など、実際の売買で使う言葉から覚えましょう。

最初の目標は、用語を暗記することではなく、証券会社の画面に表示される言葉の意味を理解することです。

2. 実際の株価情報を見ながら学ぶ

日本取引所グループの株価情報では、株価、前日比、出来高、時価総額などを確認できます。

実際の銘柄情報を見ながら用語を確認すると、意味が理解しやすくなります。

参考:日本取引所グループ:株価検索・詳細画面の見方

3. 投資する前にリスクも理解する

株式投資では、利益が得られる可能性がある一方で、投資元本を下回る可能性もあります。

値上がり益や配当金だけでなく、含み損や損切りの意味も理解しておきましょう。

また、NISA口座を利用した場合でも、投資による損失がなくなるわけではありません。

参考:金融庁:NISAを知る

まとめ:株式投資初心者は基本用語15個から始めよう

株式投資に関する専門用語は数多くありますが、最初からすべて覚える必要はありません。

まずは今回紹介した15個の基本用語を理解し、実際の株価情報や証券会社の取引画面を見ながら少しずつ知識を増やしていきましょう。

私自身、仕事と投資を両立するうえでは、難しい用語をたくさん知っていることよりも、投資の仕組みとリスクを理解して冷静に判断することが大切だと考えています。

基礎を身につけたら、次は配当利回り、PER、PBRといった企業分析の指標を学ぶと、投資先を比較する際に役立ちます。

焦らず、一つずつ理解していきましょう。

参考リンク

タイトルとURLをコピーしました