【結果検証】2026年10月2日のデイトレ注目5銘柄を振り返る|アドバンテストが上昇、東京エレクトロンは下落
はじめに
10月1日の大引け後に、10月2日の短期・デイトレ候補として以下の5銘柄を取り上げました。
- アドバンテスト(6857)
- レーザーテック(6920)
- 東京エレクトロン(8035)
- キオクシアHD(285A)
- ディスコ(6146)
今回は、2026年10月2日の実際の終値と値動きを確認し、事前予想がどこまで当たっていたのかを振り返ります。
結論から言うと、5銘柄中3銘柄が上昇、2銘柄が下落。
特にアドバンテストは、日経平均が大幅下落する中でも上昇し、事前に注目したポイントが機能した一日でした。
一方、東京エレクトロンとディスコは下落しており、半導体関連なら何でも買われる相場ではありませんでした。
10月2日の結果まとめ
まず、結果を一覧にします。
| 銘柄 | 10/1終値 | 10/2終値 | 10/2騰落率 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| アドバンテスト | 37,610円 | 38,630円 | +2.71% | ○ 上昇 |
| レーザーテック | 45,710円 | 46,130円 | +0.92% | ○ 上昇 |
| 東京エレクトロン | 12,580円 | 12,100円 | -3.81% | × 下落 |
| キオクシアHD | 19,100円 | 19,300円 | +1.05% | ○ 上昇 |
| ディスコ | 60,440円 | 60,290円 | -0.25% | × 下落 |
※株価は10月2日終値ベース。アドバンテストの10月2日の始値は37,700円、高値39,580円、安値37,310円、終値38,630円でした。出来高は1,685万6,700株です。
5銘柄のうち、
上昇:3銘柄
下落:2銘柄
となりました。
単純に10月1日終値で5銘柄を同額購入して10月2日終値まで保有したと仮定すると、5銘柄平均の騰落率は約**+0.12%**です。
つまり、方向感としては「半分以上が上昇」という結果でしたが、大きく利益を取れる相場だったかというと、そう単純ではありません。
1位:アドバンテスト(6857)|予想どおり上昇
10月1日終値:37,610円
10月2日終値:38,630円
結果:+2.71%
今回の5銘柄の中で、最もきれいに強さを見せたのがアドバンテストでした。
10月2日は日経平均が、
-647.26円(-0.94%)
と大幅に下落。
ところがアドバンテストは、
+1,020円(+2.71%)
と逆行高になりました。
さらに重要なのが、10月2日の高値です。
39,580円
まで上昇し、年初来高値を更新しました。
前日の記事では、
「10月1日高値を明確に突破できるか」
という点をチェックポイントとしていました。
結果的には、10月1日の終値37,610円から上昇し、翌日の高値は39,580円。
短期的なモメンタムの強さは、今回の5銘柄の中でも明確でした。
ただし、デイトレでは注意点も
アドバンテストは強かったからといって、朝一番からどこで買っても利益になったわけではありません。
10月2日の安値は37,310円、高値は39,580円。
つまり、一日の中でかなり大きな値幅がありました。
これはまさにデイトレ銘柄らしい動きです。
「強い銘柄=簡単に勝てる銘柄」ではない。
ここは今回の結果からも改めて確認しておきたいところです。
2位:レーザーテック(6920)|こちらも上昇
10月1日終値:45,710円
10月2日終値:46,130円
結果:+0.92%
レーザーテックも上昇しました。
10月1日は+11.14%という強烈な上昇だったため、10月2日にどこまで買いが続くかがポイントでした。
結果は、
+420円、+0.92%
です。
アドバンテストほどの強さではありませんでしたが、前日に+11%超も上昇した翌日にプラスを維持したという点は注目できます。
10月2日17時30分時点のPTSでも、レーザーテックは46,130円に対してPTSで買いが成立していることが確認されています。
事前予想との比較
事前記事では、
「強いから買うのではなく、高値を抜けた後に買いが継続するかを見る」
としていました。
結果として株価は上昇しましたが、10月1日の急騰率を考えると、上昇の勢いはアドバンテストほどではなかったと評価できます。
3位:東京エレクトロン(8035)|予想に反して大幅下落
10月1日終値:12,580円
10月2日終値:12,100円
結果:-3.81%
今回、明確に外れたのが東京エレクトロンです。
10月1日は+6.47%だったため、10月2日も半導体株への資金流入が続けば上昇する可能性があると見ていました。
ところが結果は、
-480円(-3.81%)
となりました。
これは非常に重要な結果です。
なぜなら、10月2日は半導体関連株が全面安だったわけではないからです。
実際、
- アドバンテスト:+2.71%
- レーザーテック:+0.92%
- キオクシア:+1.05%
と上昇した銘柄もあります。
一方で東京エレクトロンは大幅安。
つまり、
「半導体株」というだけで同じ値動きをするわけではない
ことがよく分かる一日でした。
4位:キオクシアHD(285A)|地合い悪化の中でも上昇
10月1日終値:19,100円
10月2日終値:19,300円
結果:+1.05%
キオクシアは事前予想どおり上昇しました。
10月2日の終値は、
19,300円
です。
前日比では、
+200円(+1.05%)
となりました。
しかも注目したいのが、終値が当日の高値だったことです。
10月2日のキオクシアは、日経平均が大きく下落する中でも買いが入り、引けまで強さを維持しました。
10月1日に続いて、短期資金が残っていたことがうかがえます。
さらに10月2日17時30分時点のPTSでは、19,300円に対して上昇する取引も確認されています。
事前記事との比較
事前記事では、
「寄り付き前のPTSと米国半導体株の動きを必ず確認してから判断したい」
としていました。
結果を見る限り、キオクシアについては強い値動きが続いたと言えます。
5位:ディスコ(6146)|小幅ながら下落
10月1日終値:60,440円
10月2日終値:60,290円
結果:-0.25%
ディスコは残念ながら下落。
ただし下落率は、
-150円(-0.25%)
と小幅です。
そのため、「大きく外した」というよりは、半導体株の中で資金がアドバンテストやキオクシアなどに集中し、ディスコには十分な買いが入らなかったと見るほうが自然でしょう。
10月2日の相場では、日経平均が大幅安となり、ディスコも軟調だったことが市場概況でも確認されています。
5銘柄の結果を改めて確認
今回の予想を結果だけでまとめると、このようになります。
| 銘柄 | 予想 | 実際の結果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| アドバンテスト | 上昇期待 | +2.71% | ○ |
| レーザーテック | 上昇期待 | +0.92% | ○ |
| 東京エレクトロン | 上昇期待 | -3.81% | × |
| キオクシアHD | 上昇期待 | +1.05% | ○ |
| ディスコ | 上昇期待 | -0.25% | × |
的中率という観点では
単純な「上昇したか、下落したか」で判定すると、
3勝2敗
です。
上昇銘柄の割合は、
60%
となりました。
ただし、これはあくまで「10月1日終値→10月2日終値」の比較です。
実際のデイトレードの損益とは別物です。
デイトレでは寄り付き価格、エントリー価格、損切り、利確、売買手数料などによって結果が大きく変わるためです。
一番大きな反省点は「東京エレクトロン」
今回の結果を振り返って、私が一番反省したいのは東京エレクトロンです。
10月1日は、
12,580円
まで上昇。
しかし10月2日は、
12,100円
まで下落しました。
前日の上昇率が+6.47%だったことから、「半導体セクターの勢いが続けば」という前提で考えていました。
ところが10月2日は、日経平均そのものが3日ぶりに反落。
前日までの2日間で日経平均が3,400円超上昇していたことから、利益確定売りが膨らみました。
さらに市場では原油価格や金利上昇が警戒され、米雇用統計を控えたポジション調整も出ていました。
つまり、
「半導体株の上昇トレンド」だけを見ていては不十分だった
ということです。
一方で、アドバンテストは非常に強かった
今回の検証で最も印象に残ったのは、やはりアドバンテストです。
日経平均が、
-647円
となる中で、
+1,020円
上昇。
さらに高値39,580円まで買われました。
そして10月2日の日経平均へのプラス寄与度でもアドバンテストがトップとなり、5銘柄合計の押し上げ効果の大部分をアドバンテストが占めたと報じられています。
これは10月1日の記事で書いた、
「高値更新と出来高を見る」
という考え方が、結果的にはかなり重要だったことを示しています。
10月2日の相場全体を振り返る
10月2日の日経平均は、
始値:68,313.46円
高値:68,741.49円
安値:68,132.16円
終値:68,309.46円
となりました。
前日比は、
-647.26円(-0.94%)
です。
売買代金は東証プライム概算で8兆2,978億円。
10月1日までの強烈な上昇を考えると、10月2日は利益確定売りが出るのは自然な流れでした。
実際、東証33業種では上昇したのが4業種にとどまり、全体としてはかなり売りが優勢でした。
その中で、
- アドバンテスト
- レーザーテック
- キオクシア
- フジクラ
- 古河電工
などに買いが入っています。
特にアドバンテスト、フジクラ、キオクシアなどが日経平均を下支えしました。
今回の予想から分かった「デイトレのポイント」
今回の5銘柄を振り返って、個人的に重要だと感じたポイントを3つ挙げます。
① セクターではなく「銘柄ごとの強さ」を見る
10月2日は典型的な例でした。
同じ半導体関連でも、
アドバンテスト → +2.71%
なのに、
東京エレクトロン → -3.81%
です。
したがって、
「今日は半導体の日だから半導体株を買う」
という考え方では粗すぎます。
どの銘柄に実際に資金が入っているのか。
ここを見る必要があります。
② 前日の高値更新は短期売買で重要
アドバンテストは10月2日に39,580円まで上昇しました。
前日の急騰後にもかかわらず、さらに高値を更新しています。
これは短期資金の勢いを見るうえで重要な情報です。
デイトレでは、
前日高値突破 → 出来高増加 → 高値維持
という流れが出ているかを確認したいところです。
③ 「上がった株」だけでなく「下がった株」も検証する
ここはブログ記事としても重要だと思っています。
予想が当たった銘柄だけ取り上げると、簡単に「当たった記事」を作れてしまいます。
でも、それでは投資ブログとしての信頼性がありません。
今回も、
東京エレクトロン -3.81%
ディスコ -0.25%
と下落した銘柄を含めて検証しました。
特に東京エレクトロンは、5銘柄の中で最も下落率が大きくなっています。
こうした外れた銘柄まで含めて振り返ることが、次の短期売買の精度を上げるうえで重要だと考えています。
まとめ|10月2日の予想は「3勝2敗」だった
今回、10月1日の大引け時点で10月2日の短期・デイトレ候補として取り上げた5銘柄の結果は、
3勝2敗
となりました。
特に、
アドバンテスト
+2.71%
レーザーテック
+0.92%
キオクシアHD
+1.05%
の3銘柄が上昇。
一方、
東京エレクトロン
-3.81%
ディスコ
-0.25%
は下落しました。
日経平均自体が**-0.94%**だったことを考えると、5銘柄全体としては比較的健闘した結果だったと言えます。
ただし、ここで「予想が当たった」とだけ結論づけるのは早いと思っています。
今回の5銘柄を同額保有した場合の単純平均は約**+0.12%**。
つまり、上昇銘柄が3つあっても、東京エレクトロンの-3.81%が平均リターンを大きく押し下げています。
これこそ、短期投資の難しいところです。
私自身の今回の反省
10月1日の記事では「半導体株の勢い」をかなり重視しました。
結果を見ると、その判断は完全に間違いではありませんでした。
しかし10月2日は、
半導体株なら全部上がる相場ではなかった。
ここが今回の最大のポイントです。
次回からは、
- 前日比
- 出来高
- 前日高値
- 高値更新
- 日経225先物
- SOX指数
- 米国半導体株
- 為替
- 金利
- 当日のセクター資金流入
まで含めて、**「本当に短期資金が入っている銘柄なのか」**をさらに重視していきたいと思います。
40代の会社員としてデイトレをやるなら、ずっと相場を見ているわけにはいきません。
だからこそ、
「上がりそうな銘柄を当てる」より、「実際に強い動きをしている銘柄を見つけて、その動きについていく」
ことを大切にしたいところです。
今回の結果も、次回の銘柄選びにしっかり活かしていきたいと思います。
免責事項
本記事は2026年10月2日までの株価・市場情報をもとに、事前に公開した短期売買候補の結果を検証したものです。
「的中率」は10月1日終値から10月2日終値にかけて上昇したかどうかだけで判定しており、実際のデイトレードの損益を示すものではありません。
実際のデイトレードでは、寄り付き価格、エントリー・決済のタイミング、損切り、手数料、スリッページなどによって結果は大きく異なります。
本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。


